株式会社たかしまが所蔵する、主に近代・現代の書、絵画、陶磁器、工芸などの美術品「たかしまコレクション」をご紹介いたします。
西陣織の帯の研究・開発に余念がなかった故髙島シズ子は、古今東西の美術にも造詣が深く、多数の絵画や陶磁器を蒐集していました。そして、これらの品々はいずれも実際に賓客の接待に用いられ、あるいは商談の場を華やかに飾りました。当コレクションには、彼女の美意識と、おもてなしのこころが息づいているのです。
高島シズ子が見出した、「本物」の西陣織を引き立てるにふさわしい「本物」の美術品の数々。「本物」に触れ、実際に使用することの感動と喜びをみなさまにお届けすることを目的に、本ページでは当コレクションの紹介・販売を行っております。
四季折々の暮らしをいろどり、観る者の胸を打つ名工・名匠の華やかな、あるいは素朴で野趣あふれる作品をお楽しみください。なお、弊社が運営する「帯 cafe & gallery」や「飛翔庵」にて、実際の作品をお手にとって御覧いただくことも可能です。ぜひともお気軽にお問合せくださいませ。(※当サイトが掲載する画像の無断転載はご遠慮ください)
西陣織の帯の研究・開発に余念がなかった故髙島シズ子は、古今東西の美術にも造詣が深く、多数の絵画や陶磁器を蒐集していました。そして、これらの品々はいずれも実際に賓客の接待に用いられ、あるいは商談の場を華やかに飾りました。当コレクションには、彼女の美意識と、おもてなしのこころが息づいているのです。
高島シズ子が見出した、「本物」の西陣織を引き立てるにふさわしい「本物」の美術品の数々。「本物」に触れ、実際に使用することの感動と喜びをみなさまにお届けすることを目的に、本ページでは当コレクションの紹介・販売を行っております。
四季折々の暮らしをいろどり、観る者の胸を打つ名工・名匠の華やかな、あるいは素朴で野趣あふれる作品をお楽しみください。なお、弊社が運営する「帯 cafe & gallery」や「飛翔庵」にて、実際の作品をお手にとって御覧いただくことも可能です。ぜひともお気軽にお問合せくださいませ。(※当サイトが掲載する画像の無断転載はご遠慮ください)

株式会社たかしま
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。「株式会社たかしま」は大正4年(1915)、髙島茂七が京都西陣の地に創業した、100年以上の歴史を有する老舗企業です。
よく知られているとおり、「西陣」は室町時代の応仁の乱(1467~1477)当時、山名宗全が布陣したことに由来する地名で、高級絹織物として世界に名高い「西陣織」の産地でもあります。この地域は、平安時代から宮廷用の衣服が生産されていたとされる織物産業の一大拠点で、弊社も西陣織の帯メーカーとして長らくの伝統産業の一角を担ってまいりました。
弊社は昨今の時代の変化にともなって大きく業務転換・業務拡大を果たし、近年は呉服の卸売業に加え、文化・芸術事業にも注力しております。平成23年(2011)には東日本大震災にともなう復興事業の一環として、福島県いわき市にダウン症の書家として著名な金澤翔子の書作品の粋を集めた「金澤翔子美術館」を開館。令和6年(2024)には、絵画、書、陶磁器、工芸などを展示・販売するアートギャラリー及びWebサイトの運営も開始いたしました。
「伝統の心と技の継承」を信条に、お客様のための「本物」の帯の製造・販売に生涯をささげた二代目・高島シズ子の意志を引き継ぎつつ、私たちはお客様のニーズと課題に応え、みなさまの日々の生活が豊かでいろどりのあるものとなるよう、これからもたゆまぬ努力を続けてまいります。
代表取締役 高島 賢守

取扱商品や作家のご紹介
陶磁器・絵画
前代が陶磁器と絵画収集が好きでした。昭和を物語る作品が多いです。特に、陶芸作家の京都府指定無形文化財保持者:木村盛伸先生やそのご家族の作品を多く収集していました。その特徴は、石灰石が釉の材料と成る以前は、ほとんどの釉は、草木を燃やした灰を基に調合されていました。現在でも、草木灰を主原料とする釉を作っている陶芸家もいますが、市販された灰ではなく、自ら草木を燃やして灰を作り、それを自在に調合する方は、少なくなっています。灰の種類によって釉の発色や熔け具合などの表情が、大きく変化するのも、灰釉の大きな魅力と成っています。 京都では伝統的に灰釉に関する知識が豊富で、特に五条坂の清水卯一氏や長兄の木村盛和氏に薫陶を受け、木村氏独自の釉を開発しています。
書弊社は、社会活動の一環で東日本大震災の復興事業として、2011年、福島県いわき市に金澤翔子美術館を開館しました。 金澤翔子は、1990年、母に師事し5歳で書道を始め、ダウン症の書家としても有名です。国連での講演、平成天皇の題字、2019年11月には、ローマ教皇の38年ぶりとなる日本訪問にあわせてバチカンに大作「祈」を寄贈しました。その彼女の真筆を展示しております。